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文集

先日、ちょっと友人を追悼する小さな会に行ってきた。
 その友人は昨年末ご不幸にあったが
もちろん悲しく涙が出たが
それより、

「ああ、先に亡くなった〇〇と一緒に
 空の上で50年後の同窓会の準備するために
 同級生よりちょっとだけ早く御いとましただけだな」

そんな感じだった。
自分も年齢を重ねたものだ。

 そんな友人とは話がよく合い、

荒井注さんのカラオケ屋さんが
入口のドアが狭く
機材が搬入出来なかったの話や

轟二郎さんがせんだみつおさんに頼まれて
宴の司会をした話とか楽しかった。

 そんな友人、中三の時の文集に、
なぜか彼だけ作品が載ってなかった
いや、載せられなかった。

当時、地元TVCMに

「島根自慢は数々あれど
 一に 大社よ
 二に ちどり城
 三に さん〇〇うの家造り
 さっささん〇〇う さん〇〇っでっせ ♪」

というご当地を愛するCMがあった

で、
その友人は

「鹿野名物数々あれど
 一に 山中鹿之助の墓よ
 二に 嫁の尻たたき
 三に 山紫苑のスッポン料理
 さっささんしえん スッポン料理でっせ」

という作品を制作、提出

しかし、
中三という最後の文集に
彼の作品は
推敲、添削の指示もなく、非掲載となった
もちろん非掲載の告知も無かった

町おこし、地域おこしが盛んな今なら、
あらゆる観光団体から
全国表彰されるくらいの名作であった

世に出すのが42年早かった

だけど友人よ心配するな

私は一語一句覚えてるぞ

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