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出てきますた

これが名店 仕出しおかもと様の肉うどん

 FBの写しですが長文に御付き合いください

 昨夜は眠れない夜。パーマ用のロッドの掃除をして
コタツに入る25時。
少し遅い朝は少し寒い月曜日。今日は定休日。
妻子と何処へ行こうかと思案の中、
車の中で行き先を決める。
車は津山へと向かう。
途中の山々は今日も綺麗。
因美線を走る1両の気動車は右手に見え、
その気動車のオレンジ色のラインは
紅葉を少し御手伝いをしているように
ゆっくりと緑の中へ入っていく。

津山のショッピングモールに着くと、
妻子は下車。
不思議な事に私はそこから何故か記憶が無い。
ただナヴィに導かれるよう車を走らせる。
気が付けヴァ、オレンジ色のテントの名店。
岡山県北の緑の中の心のオアシス。
仕出しのおかもと様の前で、ふと我に帰る。
今日も優しく出迎えてくれるテントの文字が嬉しい。
「一日一善」「今日も一日笑顔で」
まさに、人としての、「仁・徳・義」
優しさのすべてを、今日も此処で教わる。

ジュースの自販機の中に一人佇む、
富士電機様の名機・うどん自販機。
その姿はまるで、
友達の中で少しはにかんでいる黒髪の少女のようだ。

私は逸る心を抑えきれずに、肉うどん250円のボタンを押す。
ニキシー菅の肌色のデジタルがカウントダウンを始める。
今日も無口な料理長は25秒で熱々のうどんを造ってくれる。

お出汁たっぷりの肉うどん。
お出汁は、風味豊かで少しあまい。
遠くからの旅人の疲れた心と体を温めてくれる優しい味。
中まで暖かさと柔らかさが潤う細い麺。
たっぷり入った御肉はまるですき焼きのように
柔らかくそして優しい。

美味しいと思いながら、心も体も温まり、
ふと箸でもう一度麺を挟んでみる。

おっと、中からカマボコと、
そして大きな御肉がさらに2枚も顔を覗かせる。
どうやら、丼の小宇宙の中に居るマジシャンが
私を驚かせたようだ。これには参った、降参だ。

さすが、仕出し屋さんの名店のうどんは今日も美味しい。
そして、無口な料理長は今日もはにかみながら
私を見送ってくれる。
帰り道の近くの山々もまた
やさしく私を見送ってくれる。

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